昔着物が好きです(続編)
昔着物が好きです
前回の続きです。
皆様ご存じのように只今、アンティークフェアーを開催中です
この期間中にできるだけ多くの昔着物を皆様にお届けしたいと
願いながら中々UPが進まなくて少し焦っています
一つ一つの着物をシミや汚れがないかと確かめながら、デザイン
や素材を近くから見て、細かい柄は虫眼鏡で拡大しそして
ちょっと離れたところからまるで絵画を見るように全体を眺めたり
時には素材を見極める為に燃焼テストをしたり・・・
すると、中には愛着が湧いて手放したくない着物が出てきます
まるで若かりし頃の”好きな人とは離れたくない” 状態です。
すると、中には愛着が湧いて手放したくない着物が出てきます
まるで若かりし頃の”好きな人とは離れたくない” 状態です。
こんなに素晴らしい着物は安く売ってはいけないとつい高値をつける
特に手間暇かけて作られたであろう着物は尚更そうなる・・
一体誰がこんなに高い着物を買うのかと思いつつ、それならコレクション
が増えて嬉しいと思いつつ、皆様には”こんないいモノあるんだよ〜”と
単なる見せびらかしているだけにならないかなと、ふと不安になる・・
そんな葛藤の中で、着物や着物を作った人の事を考えると
こんな私の手中に納まった着物や着物の作者は嬉しいだろうかと・・・
そう考えると、答えは”NO”です。
美しい着物は美しい女性が身にまとってこそ最高に輝けるのです
棚に大切に飾っていても着物は喜ばないんだとわかっています。
それで、値段も少しづつ、少しづつ下げていき、皆様のお求め
易い価格になって私の手元を離れていきます。
ちょっと大げさになりましたが、美しい着物たちがお嫁に行くまで
少しだけ目の保養として私の手元に置くことをお許し下さいね。
これからも皆様に素敵な着物を出来るだけお求めやすい価格で
UPしていきますので、どうぞよろしくお願い致します
- 2016.01.11 Monday
- 着物
- 21:48
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- by あかり